一段ずつ、上に登っていこう

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こんばんは。ルートです。

今日は金曜日ですね。一週間お疲れさまでした。

 

 

さて、

僕は今、2つの適応指導教室で子どもたちと関わっています。

適応指導教室というのは、不登校の子どもたちが通う教室で、

ここに通うと、所属している学校への出席扱いとなります。

 

僕は2つの教室、A教室とB教室に関わっていますが、

今日はB教室への訪問の日でした。

 

 

僕がメインで働いているA教室は、少人数向けで学習支援がメインの教室ですが、

このB教室は10人前後の生徒が通っていて、学習してもいいし、遊んでもいいし、のんびりリラックスしてもいいしという教室になっています。

 

 

心理学で有名な研究者に、マズローという方がいます。

マズローは欲求階層理論を唱えたことで有名です。

 

簡単に言うと、「人間にはピラミッド状の欲求の段階があるよね」っていう話です。

 

図にするとこんな感じです。

欲求階層理論

図1 マズローの欲求階層理論(浅井ほか,2015)

 

 

欲求階層理論、自己実現理論とも呼ばれるピラミッドです。

下位の欲求が満たされて初めて、上位の欲求が満たされるっていうことですね。

 

例えば、

今日食べる食事にも困っているような人が(⑤生理的欲求)、

自分は自律できる人間だ、自尊心がある人間だ(②自律・自尊欲求)とは思えないでしょう。

 

目標を持って目標に向かって生きる(①自己実現)ためには、

生きることに心配がなく、所属集団があって、自分を尊重すること(①~④)

が必要不可欠なわけです。

 

 

 

適応指導教室においても子どもたちは、

おそるおそる安全を確かめながら教室に通うようになり、

「自分はここにいてもいいんだ」と感じられるようになると安定して通うようになり、

やがて目標に向かって、高次元の活動(学校行事参加、授業参加、受験勉強、部活など)もできるようになっていきます。

 

 

ある意味、

中学生まではこういった施設を利用して、

欲求段階を確立していくことができるため、

「中学生までに不登校を経験すること」というのは、

むしろ「ラッキーなこと」なのではないかなと、僕は思っています。

 

 

しかし、

高校生以降の年代で「社会不適応」という問題に直面してしまうと、

なかなか立ち直ることが難しいですよね。

 

 

 

この「社会不適応」という言葉はネガティブに伝わることもあるかもしれませんので、

「社会での生き辛さ」というように言い換えてみたいと思います。

 

 

「社会での生き辛さ」を感じたことがない大人は、

いないのではないでしょうか。

 

 

だれしもが必死で働きながら、あるいは学業に励みながら、

目標に向かっていると思います。

 

 

けれども、

「どうしてこんなうまくいかないんだろう」という思いを抱えながら、

一人湯船につかって物思いにふける人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

我々が陥ってしまう生き辛さの背景には、

かなり多くの度合いで、④安全欲求と、⑤生理的欲求が関わってくると思います。

 

 

つまり、

「当面生き抜くためのお金があるかどうか」ということです。

 

 

お金があると人生はうまくいく、とは言い切れませんが、

お金があった方が、選択肢が増えて豊かさに近づけるのは事実です。

 

 

僕の目標は、

現在適応指導教室で関わる子どもたちにまず「居場所感」を感じてもらい、

毎日を健康的に過ごしていく中で将来への夢を持ち、

その将来へ向かっていくことを応援していくことです。

 

そして、彼らの心の奥底に、なんとかして、

「大人になってから自分で生き抜いていく力」を伝えていきたいです。

 

 

そのための方法は、

一流企業に就職するでも、せどりやパチスロで稼ぐでも、起業するでも、

何でもいいと思っています。

 

 

1人でも多くの人が、

より上の欲求階層に到達できた方が、

社会も明るくなるでしょうしね。

 

 

これからも、日々勉強して、

頑張っていきたいと思います。

 

 

本日は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

引用文献

浅井伸彦ほか(編) 2015 指定大学院入試と臨床心理士試験のための心理学頻出キーワード集’15~’16年版 秀和システム

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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