あなたは「安定」と聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?
私は、バジリスク2の開眼チャンスを思い浮かべます。
・・・失礼。
若かりし頃に回動式遊技機遊技場で日銭を稼いでいた時のことが蘇ってしまいました。
過去の僕が「安定」を求めてすがりついた物の話は、こちらからどうぞ。
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こんばんは。
ようこそルートのカウンセリングルームへ。
今日も「契約」の間だけ、貴方のお伴をします。
「安定」と聞くと、今の僕は、
「怪盗団が沈没させた豪華客船」を思い浮かべます。
あの船には、各界の著名人たちが多く乗っていたという記事を読んだことがあるな。
たしか、大宅さんていうライターの記事だったかな?
世の中で使われている「安定」というのは、
「変化しないこと」を意味して使われていると思うんだ。
「あー、安定した生活を送りたいなー」といった時に、もしかしたら、
「ルーチンワークで楽な仕事で毎月確実に30万くらいもらえて、それが一生続かないかなー」っていう風に変換されるかもしれないね。
僕はこの、「変化しないこと」を望む思考は、
とても危険だと考えている。
なぜなら、
この世界に「変化しないこと」は一つもないから。
どんなに完璧に思えるシステムも、
いつか破綻する可能性がある。
タイタニック号も、最近沈んだ政界の豪華客船も、
その船に乗っている人は、沈むなんてことは微塵も思わなかっただろうね。
例えば、少し僕の好きなことからも、具体例を出してみようか。
サッカーのUEFAチャンピオンズリーグでは、2016年現在、
「2シーズン連続優勝」を達成したチームは現れていない。
「歴代最強」と呼ばれるような活躍をしたチームでも、
次のシーズンも続けて優勝するということは、極めて困難なミッションを請け負うということになる。
さらに言うと、
「優勝」して、「最強」とみなされるチームでも、
次のシーズンに向けて選手を放出し、新たな選手を獲得するのが、プロスポーツチームの常識だ。
最強メンバーのうち数人を手放し、未知の選手を数人獲得する。
もちろん、これは、次シーズンの優勝を目指すための準備として行なわれる。
そのように、「次の戦いに向かって変化をすること」というのが、
本当の意味での安定であると、僕は思うんだ。
ものすごく強大な力を手に入れ(たと思っ)ても、
それを失ってしまうのは一瞬。
砂地に作られた城は、いとも簡単に崩壊する。
そう考えた時に、本当の安定っていうのは、
「変化を感じとって順応していくこと」
なのではないかと、僕は思うんです。
僕が再定義する「変化を感じ取って順応していくこと」という意味の「安定」は、
これまでの「変化しない」に比べると、大いにエネルギーを必要とするものだ。
「地中深くに住んでいるどこかの誰か」が自分にエネルギーを提供してくれるんじゃなく、
自分が変化するためのエネルギーは、自分で生み出さなきゃいけない。
「安定」のアルカナレベルがMAXになることは無いけれども、
それを目指して歩き続けるということは、とても重要なことだね。
・・・と、いけない。
今日も自分話をし過ぎちゃったね。
まだまだ「更生」を続けていく必要があるなぁ・・・
今日はここまでにしておこう。
今日のあなたとの「契約」の時間は終わり。
また次回の「契約」の時間に、足を運んでくださいな。
それでは、お気をつけて。
よい日常生活を!
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参考世界:ペルソナ5
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