日本時間の11月29日、大変な事故が起きてしまいました。
ブラジルのサッカーチーム、シャペコエンセを乗せた飛行機が、コロンビアで墜落し、
選手、監督を含めた、多くの乗客が犠牲になりました。
シャペコエンセは、南米のコパ・スダメリカーナの決勝に向かう途中でした。
これは欧州のUEFAチャンピオンズリーグに相当する大会です。
つまり、その試合で勝利すれば、南米代表として、12月のクラブワールドカップに参加する権利を得ることになります。
もしかしたら、南米のクラブを代表して、日本にきていたかもしれない。
そういった彼らの訃報は、とても残念でなりません。
サッカー界における飛行機事故といえば、
1958年の「ミュンヘンの悲劇」が思い浮かびます。
マンチェスター・ユナイテッドの選手たちが、チャンピオンズカップ(現在のUEFAチャンピオンズリーグ)のベオグラード(旧ユーゴスラビア)戦の後、本拠地に向かう途中で給油のため、ミュンヘンの空港に立ち寄りました。
給油を終えた後に、チャーター機は離陸に失敗。
滑走路のフェンスを突き破り、空き屋に衝突し、炎上したとのことです。
この事故で、マンチェスター・ユナイテッドの選手8名を含む、乗客23人が亡くなりました。
今回のシャペコエンセの事故では、
チーム関係者20名以上が亡くなったとされています。
乗客全体でも70名以上が亡くなってしまったようです。
科学の発達した近代における、大きな悲しみをもたらす事故。
私自身、今年は祖母を亡くし、
後輩の早すぎる死を経験しており、
今回の事故はとても悲しい気持ちでいっぱいです。
一サッカーファンとして、
心からお悔やみ申し上げます。
また、これから開催されるであろうクラブワールドカップが、
何事もなく、無事に終わることを祈っています。
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