誰にでも参考になる本だと思う。
著者のお子さんリュウ太くんには、
ADHDと軽い自閉症スペクトラムがある。
それらは発達障害の一部であるが、
その説明の図を見るだけでも価値がある(10ページ)。
20歳になり、
当時の心境を話せるようになったリュウ太くん。
例えば光や音に敏感で、
騒がしい教室では眩しくて何も見えなくなって、
集中できなかったそうな。
そんな時、廊下で寝転ぶと、
ひんやりして落ち着いていたとのこと。
彼なりのクールダウンだったのだ。
発達障害を抱えている子はどういう点で困っているかがわかる。
どんな人でも発達には偏りがあるから、
自分は発達「障害」よりも発達「傾向」って考えた方がしっくりくる。
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