不登校になると勉強が遅れる?いやそれよりも大事なことがありまして

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こんばんは。ルートです。

 

不登校の生徒にとっての解決すべき問題は、「勉強の遅れ」よりも「生活習慣の乱れ」です。

まず生活習慣を立てなおすところが大事になってきます。

 

 

子どもが不登校になると「勉強が遅れるのでは?」という不安を抱くことが多いようです。

親御さんのみが抱いている場合もあれば、本人も同様に抱いている場合もあります。

 

 

特に、

「このままで、高校に進学できるだろうか」という親御さんの不安が多く聞こえてきます。

 

中学校1年生の夏休み明けの時期で1週間休んだ子の親御さんが、

「娘が高校に進学できるだろうか」と相談されてきたケースもあります。

 

私からすると、3年間ある中学校生活の中で、

まだまだ挽回が可能な範囲内だな、と思うこともあります。

 

しかし、親御さんにとっては、自分のお子さんのことは心配になるのでしょう。

その気持ちはわかります。

 

 

実は、

不登校生徒が解決するべき問題の順番の1番目は、

勉強のことじゃないのです。

 

 

勉強ももちろん考える必要がありますが、

それよりも考えることがあります。

 

 

それは生活習慣の安定です。

なぜ、生活習慣の安定を考えるのが先なのか。

 

 

昼に起きるのがやっと、という生徒が、

朝から学校に通うのは大変です。

 

 

学校では、普通は8時~16時くらいまでの時間を過ごすと思います。

行き帰りの時間も考えると、7時~17時くらい、部活も含めるともっとでしょうか。

その10時間以上を外で活動するためのエネルギーが必要になります。

これは中学校に復帰する際も、高校に進学する際もさほど変わらない条件でしょう。

 

 

勉強はあとからいくらでも取り返せます。

やる気になればいくらでもブーストがかかります。

 

不登校の生徒でも、

自分のレベルに合わせた志望校ならば、

中学校3年生の夏休み明けから勉強を初めても、十分合格することは可能です。

(もちろん本人の頑張りと周りの協力が必要ですが)

 

 

しかし、

昼過ぎに起きる生活を、一気には直せません。

 

実際に、高校には合格したけれども、

朝から高校に通うという習慣を身につけることができず、

残念ながら退学する、といったケースもあります。

 

 

 

そのために、どうすればいいか。

対応策の一つとして、「適応指導教室を利用する」という方法があります。

 

 

適応指導教室は、

市町村の教育委員会が運営している教室です。

「○○市 適応指導教室」で検索すると、情報が得られると思います。

 

 

適応指導教室に朝から通うことで、

午前中から活動する習慣をつけましょう。

 

それぞれの教室は、9時からとか、10時からとか、

学校よりは遅めの時間帯に始まることが多いです。

午前中から活動するという習慣をつけていきたいところです。

 

 

子どもは本来エネルギーの塊ですから、

早起きして安心した場で自分の時間を過ごせれば、何にだってチャレンジできます。

 

また、同じ2時間なら、

13時からの2時間よりも、10時からの2時間の方が効果的でしょうね。

午前中は適応指導教室で過ごして、午後は家でゆっくりというプランなら、

子どもにとっても罪悪感なく午後の時間を過ごすことができるでしょう。

「午前中頑張ったし」と。

 

もちろん、

最初は午後から来ていて、

だんだん午前中から来られるようにシフトしていくのも良いです。

 

また、

午後まで教室で過ごせそうだというのなら、

9時から15時くらいまで教室で過ごしてもいいですね。

その辺は教室とも相談するといいでしょう。

 

 

今日の結論。

不登校生とがまず取り組むべきことは、勉強ではなく生活習慣作り。

 

一日一歩で頑張っていきましょう。

では。

 

 

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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