2017年11月の読書まとめ

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2017年11月に読んだ本の数は10冊でした。

読んだページ数は2205ページ。

 

実は月末に、2年間使ったkoboの端末を壊しちゃって、へこみ中です。

新しい端末を、自分へのクリスマスプレゼントで買わないとなぁ。

 

1.資本論 (まんがで読破)

安く買って高く売るというのが資本主義の考え方。労働者は、雇用者にとっては商品となっている。その雇用者も、金融の世界から見ると商品となっている。バランスが保たれているうちはいいが、崩れるとまず労働者に皺寄せが来る。AIの発達で、労働者は少なくてすむ時代になるだろうが、それがいいことか悪いことかは今のところわからない。

 

2.続・資本論 (まんがで読破)

前回のまんがの続き。生産期間+流通期間が、資本の1回転となる。商品を売ってお金を得るところまでで1サイクル。事業拡大した末の、業績悪化で在庫を抱えて、支払いができないというストーリーが描かれている。身軽さがとても大事な時代になってきた。

 

3.代書屋ミクラ

論文執筆代行のミクラが主人公。論文執筆を頼むのは、主に大学の教授たち。これはフィクションなんだろうけど、現実にもあるのかもしれない。なぜ彼らが代書を頼むのか。それは、一定期間の間にある程度の質の論文を書かなければ大学から離れなければいけない、通称「出すか出されるか法」があるから。研究者であり、教員であり、大学職員である彼らは、とにかく忙しいのだ。子どもの夏休みの宿題代行が、昨今話題にになっている。本質は似ているのかもしれない。文明はどんどん発達しているのに、なぜか、私たちは常に忙しいのだ。

 

4.小学生のための読解力をつける魔法の本棚

読解力をつける最強の方法は、まずは読書。スポーツに興味がある子などには、好きな選手の自伝でも、興味のあるところから入るといい。まず子どもに本に興味を持ってもらうには、読み聞かせも活用しよう。読解問題を解くためには、5W1Hをつかむこと、段落の見出しをつけること、それらの力が必要になってくる。本を読める子どもたちは、人の意見を聞けるし、多面的にものを見られるようになるし、忍耐力もつく。まずは好きな本を読もう。

 

5.立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)

立ち読みの推奨本かと思ったら、違った。この本を「立ち読みしなさい」ということなんだと思う。内容は「美しいほどシンプルな成功術」の方で、自己啓発の本。ゴールを設定して、エフィカシー(自己評価)を高め、リーダーとして行動しようということが書かれている。個人の発信がしやすい時代、個人がメディアになれる時代で、リーダーになれる方法は増えている。途中にマンガも入っているので、さらっと読める。自己啓発本にあまり触れてこなかった人なら、入門として読んでみるのはありかも。

 

6.超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

箇条書きはわかりやすい。伝達の負荷が少ない。わかりやすい箇条書きを書くためには3つのコツがある。それは「構造化」「物語化」「メッセージ化」だ。それぞれの細かい説明は本書を読んでほしい。この3つのコツをつかめれば、今よりも伝えたいことが伝わるようになるはずだ。後半に書かれているプレゼン用スライドの作り方はとてもわかりやすい。プレゼンをすることのある人は、読んでおいて損は無い内容だ。また、箇条書きをもとにした文章構成法もわかりやすい。もし大学時代の自分に再度出会えるなら、この本をプレゼントしたい。

 

7.「やる気」のある自分に出会える本

やる気が起きない理由として、4つのタイプがある。先送り型、気分散漫型、失敗回避型、燃え尽き型である。それぞれにあった対処法、行動面での工夫がある。

 

8.たった一言で人生が変わるほめ言葉の魔法

人を誉める時には結果ではなく、プロセスを誉める方が伝わりやすい。例えば子どもがテストでいい点数を取ったら、「ゲームを我慢して勉強してたもんね」と誉める。ネクタイが素敵な人がいたら、「いつもおしゃれですね。ネクタイ選びのコツを教えていただけますか」などと尋ねてみる。結果を誉めるとお世辞に聞こえてしまうが、プロセスを誉めると誉める気持ちが伝わりやすい。誉め言葉は、相手の自尊心を育てる。もちろん、ときには叱ることも必要だ。そのときは感情的にならず、相手の成長の矢印を修正してあげる気持ちで叱ると良い。

 

9.自閉症の僕が跳びはねる理由 (2) (角川文庫)

1巻目を中学生の時に書いた著者。この2巻は高校生の時に書いたとのこと。表現の幅が広がっていて、わかりやすくなっている。毎日をまっすぐに見つめて、思ったことを言葉にできるというのは、すごいことだな。透明って感じの本だ。私は「○○障害」とか、「○○症」というのは、絶対的なものではないと思っている。生き辛さを感じている人が、社会的な文脈として、そのラベルを使った方が便利なら使えばいいし、使いたくないなら使わなくていいと思う。誰しもどこかしら偏りがあるからね。「普通」って言葉ほど、疑ってみるべきかも。

10.続 直観でわかる数学

1冊目に続き面白かった2冊目。なにか例えを使って数学を説明した方が、わかりやすい。教科書にある公式は、膨大な試行錯誤の結果であって、神からのギフトではない。だから、はじめて勉強するときに公式の暗記をしようとすると、数学の世界へ入られない。以前、野球部男子には、数学を野球に例えて、吹奏楽部女子には、数学を吹奏楽に例えて教えた経験がある。「数学とかけまして、あなたの得意分野と説きます。その心は…」のなぞかけが、もっとたくさんできる人になりたい。

■今月のベスト本

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

今月一番参考になった本はこの本かな。

この本を読んでから、カウンセリングの記録が書きやすくなった。

添削してもらう同僚の先生にも、わかりやすいっていってもらえるようになりましたね。

A4用紙3ページ分とかいう量も、見出しを意識すれば2時間くらいで書けちゃいます。

文章を書くのが楽になる本です。

 
 

また、似たような本としてこちらがあります。
一時期これを実践していた時がありました。
やると頭の中がスッキリします。
最近やらないでしまっていたけど、また再開しようかな。
箇条書きは役に立つことが、再確認できましたし。

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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