誉田哲也さんの武士道ティーンシリーズの感想まとめ

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こんばんは。

2018年に読んだ小説のシリーズで、武士道○○ティーンシリーズがあります。

女子高校生の剣道家の物語です。

 

青春もの、部活動ものの小説好きな人におススメです。

 

1.武士道シックスティーン (文春文庫)
読んですぐ感想書いたのに、消えてしまっていた…。思い出しながら…残心で書いてみる。宮本武蔵リスペクトの女子高生剣道家の磯山さんと、日本舞踊の動きを剣道に活かす西荻(甲本)さんの物語。弁当箱や箸を広げるのも煩わしいというほどの合理主義の磯山さん。昼食は常に「握り飯とお新香」。食べたら鉄アレイで筋トレしながら五輪の書を読む。珍しい主人公のタイプかなと思った。剛の磯山、柔の西荻が、お互いを意識しながら成長していく。続きもぜひ読みたい。

 

2.武士道セブンティーン
武士道とスポーツは違う。武士道精神を重んじる桐谷道場と、現代化された福岡南の対比。なるほど、深いな。あらゆる競技において、似たようなambivalenceがあるんだろうなぁ。登場人物の考えに芯が見えてきて面白かった。香織は家族や周囲の友人から学べるようになった。早苗はたくましくなった。香織の父、早苗の姉、桐谷先生、吉野先生、それぞれもまた、別々の道の端から歩いている武士なんだなぁ。河合先輩が引退して寂しい。

 

3.武士道エイティーン
香織と早苗も高三になり、そして次のステージへ。2人の視点以外にも、緑子、桐谷先生、吉野先生、田原美緒視点の話もあった。特に吉野先生の話が良かった。それもあって、テンポ良くさくさく読めた。三作目ともなると、いろんな登場人物に愛着がわいてくる。勝手に、黒岩レナは『恋は雨上がりのように』の喜屋武のイメージ。吉野先生は、番長の巌かな。次回作も早めに読みたい。

 

4.武士道ジェネレーション
香織と早苗という2つの円は、剣道という場で接した。剛の香織と柔の早苗という構図で、ティーンの間は成長しあってきた。円が重なる部分も、次第に増えてきた。早苗は結婚して剣道から離れ、香織は桐谷道場を任されるようになった。とはいっても、そこに至るまでの道程は血の滲むほど険しいものだった。桐谷道場に育てられた香織は、剛の剣道家だったが、これまで見えなかった段階での柔が、桐谷道場の教えにはあった。その柔の円とも重なり始めた香織。国を越えた円とも出会う。すべての円は、「縁」だ。香織はこれからも武士道を、歩み続ける。

 

と、こんな感じで4冊です。

香織と早苗の物語はこれで完結かな。

もし良かったら読んでみてください。

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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