人の行動には、インプットとアウトプットの2つがあります。
インプットとは、
本を読んで勉強したり、映像、音楽、ゲームなどを楽しむことなどが含まれます。
情報を摂取し、その情報のゴールが自分になっているのがインプットです。
一方で、アウトプットとは、
文章を書いたり、絵を描いたり、人に話したり、
スポーツをしたりなんかも含まれると思うんですけど、
言葉、体、媒介物で表現することで、相手に情報が伝わるのがアウトプットです。
それで、ふとたどり着いた結論が、
「インプットだけで完結するビジネスはない」ということです。
逆に言うと、
「アウトプットの仕方次第で何でもビジネスになる」とも言えるのかもしれません。
例えば、人生において「良い」とされている、「読書」。
これがなぜ良いとされているかというと、
得た知識を使ってコミュニケーションできる相手が増えたり、自分ができることが増えて貢献できる相手が増えることによって、「良い」とされているのだと思います。
つまり、
アウトプットが前提とされたインプットなわけですね。
他に、世間一般に「良い」とされていないであろうゲーム。
これが良いとされていない理由は、大多数が自分だけの楽しみで終わってしまう、
インプットの域を出ないからだと思います。
でも、インターネットが発達したこのご時勢なら、
ゲームをプレイするということをビジネスにつなげることもできます。
例えば、
最新のゲームの攻略サイトをいち早く作ったり、
またはあるゲームのとても詳しい攻略サイトを作ったり、
スーパープレイや裏技をyoutubeにアップしてみたり、
一見関係ないようなあるゲームとあるゲームの共通点について自分のフレームで語ってみたり、
多くの人が集まれば広告収入で稼ぐことができます。
そうでなくても、数々のゲームをプレイしたことによって、
プログラミングを学んで何かの開発に関わってみたり、
売れているゲームの秘密を応用してマーケティングのプロになったり
ゲームキャラのデザインの仕事についてみたり、
価値のあるアウトプットはいくらでも仕事になります。
一方で、世間的に良いとされている読書も、
1万冊の本を読んだって、
新刊を毎週欠かさずチェックしていたって、
話題のベストセラーを読んでみたって、
「面白かった」で終わっていたら、
インプットで終わっていたら意味がありません。
とはいえ、
人は何かしら情報を得たら、自分で意識していなくてもその情報を取り入れて人とコミュニケーションしてたりもするので、
1万冊読んでもアウトプットに一切反映されないというのなら、それはそれですごいことですね。
まとめます。
この世界に、インプットだけで完結する仕事はおそらくないです。
(見つけたらぜひ教えてほしい)
アウトプットすることで、そのアウトプットに価値を感じてもらえるから、
お金を払ってもらえて、ビジネスが成り立つわけです。
インプットだけをしていて、「お金が欲しい」と思っている人は、
インプットの時間をほんの少しでもアウトプットに向けましょう、と言いたいです。
どんな仕事においても、
・自分の能力を高めること(インプット的勉強)は、
・人と仲良くして価値を提供すること(アウトプット的行動)のためにあるのだなぁと感じた今日この頃です。
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