こんばんは。
勉強を教えていると、「数学が苦手」という声をよく聞きます。
教科書や問題集、参考書に書かれている内容って、
抽象度が高過ぎてわかりにくいんですよね。
でも、この数学ガールの秘密ノートシリーズなら、
具体的な説明で数学の奥深さを教えてくれます。
個人的には、
「数学がわからないから塾に行こう」ってなるよりは、
まずこのシリーズを読んだ方が参考になると思います。
数学ガールの秘密ノートシリーズの登場人物紹介(Amazonページより引用)
「僕」
高校二年生、語り手。
数学、特に数式が好き。ユーリ
中学二年生、「僕」の従妹。
栗色のポニーテール。論理的な思考が好き。テトラちゃん
高校一年生、いつも張り切っている《元気少女》。
ショートカットで、大きな目がチャームポイント。ミルカさん
高校二年生、数学が得意な《饒舌才媛》。
長い黒髪にメタルフレームの眼鏡。母
「僕」の母親。瑞谷女史
「僕」の高校に勤務する司書の先生。
それぞれ巻数が書かれていないので、どこから読めばいいか書いておきます。
1.数学ガールの秘密ノート/式とグラフ
2.数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう
3.数学ガールの秘密ノート/丸い三角関数
3巻の内容紹介(Amazonページより引用)
「サイン・コサイン、楽しいね! 」
中学生・高校生レベルのやさしい数学を楽しい会話で学ぶシリーズ第三弾。
多くの人が苦手意識を持つ「三角関数」をテーマに、
「僕」と三人の数学ガール(ミルカさん、テトラちゃん、ユーリ)が楽しい数学トークを繰り広げます。高校生チームは、サイン・コサインから始まって三角関数の加法定理と回転行列を、
中学生チームは、サインカーブ、リサージュ図形、そして円周率を電卓で求める方法を学びます。
三角形や円などの具体的な図形を通して、三角関数の不思議で興味深い性質が明らかになっていきます。
本書全体を通して、三角関数の知識が増えることはもちろんのこと、数学への取り組み方や、
仲間といっしょに問題に立ち向かう方法論についても体感することができるでしょう。
4.数学ガールの秘密ノート/数列の広場
5.数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて
6.数学ガールの秘密ノート/ベクトルの真実
7.数学ガールの秘密ノート/場合の数
8.数学ガールの秘密ノート/やさしい統計
9.数学ガールの秘密ノート/積分を見つめて
と、こんな感じですね。
塾に行ったとしても、自分で学ぶ意欲がなければ、絶対に成績は上がりません。
その前に、このシリーズを読んでみることをお勧めしますね。
P.S.
こちらもすごくお勧めです。
2017年に読んだ本全体の中でも一番良かったかもしれない。
「直観でわかる」という部分に偽りはないです。
そんな感じがする、と読んでいて納得させられます。
「直感」ではなく、「直観」というところがポイントのように思えます。
「直感」でわかる、としてしまったら、それはエスパーです。
決してあてずっぽうに数学を解こうという本ではありません。
「直観」とは、あらゆる知識、経験に基づく、思考のテンプレートのようなものです。
この本から自分が学んだことを活かして関わっていきたい。
数学の点数をあげたいならば、塾に行く前にまずこれを読もう。
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