12冊読めた2018年8月の読書まとめ

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2018年8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3621ページ

 

1.武士道セブンティーン
武士道とスポーツは違う。武士道精神を重んじる桐谷道場と、現代化された福岡南の対比。なるほど、深いな。あらゆる競技において、似たようなambivalenceがあるんだろうなぁ。登場人物の考えに芯が見えてきて面白かった。香織は家族や周囲の友人から学べるようになった。早苗はたくましくなった。香織の父、早苗の姉、桐谷先生、吉野先生、それぞれもまた、別々の道の端から歩いている武士なんだなぁ。河合先輩が引退して寂しい。

 

 

2.最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)
鈴木祐さんのブログ「パレオな男」は好きでよく読んでいる。エビデンスに基づいた統計学的アプローチの有効性を教えてくれる。ぜひブログを見ていただきたいのだけれど、鈴木さんは42歳というが、とても若々しくて素敵だ。丁寧な生き方をしていれば、そうなれるんだと示してくれている。自分も30代を磨きながら過ごしていきたい。自分と向き合って、今の自分の課題を見つけるためにも、この本は使える。自然と触れ合う、加工食品を少なくする、食物繊維を取る、マインドフルに生きるなど、できることから始めていきましょう。

 

 

3.夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
読んでいる文章が途切れ途切れになり、顔の上に本を落としそうなので、しおりを挟み本を閉じる夜もある。どちらかというと、幸せな夜だ。一方で、読んでいる内容もあまり頭に入らず、そろそろ寝るかと本を置いて手元の明かりを消すものの、なかなか迎えに来ない睡魔に少し文句を言いたくなりながら、再び明かりをつけて本を開く夜もある。まぁ本の時もあれば、スマホの時もあるな。メッセージアプリを立ち上げ、新着メッセージが来てないことを確認して、アプリを落とす。全然感想書けてないけど、不完全な自分を受け入れさせてくれる一冊でした。

 

 

4.スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
うわー、すごい怖い話だ。でもネットに絡む話は、SFじゃなくて身近なことだよなぁ。プライバシーっていうのはどんどんなくなっていくのかな。辛うじて人間の良心で守っているけど。あとは個人情報がどこまで正しいか。簡単に人は騙せてしまう。表面はネットの話だけど、深い部分はアイデンティティーとか、そういう話になってるなぁ。続きが気になって、一気に読んでしまった。タイトルに偽り無し。

 

 

5.やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
才能よりもやり抜く力が大事。一時の感情でやめない。やり抜く力を鍛えれば、他のことにも応用できる。子どもに習い事をさせてやり抜く力を育てるのはいいが、そのためには家族も課題をもって頑張ろう。何事もコツコツと。第10章の終わりにあるように、「高い期待」と「惜しみない支援」を伝えられる人になりたい。

 

 

6.志望校は絶対に下げない! 受験で合格する方法100
親と子の距離感が大事。親の気分で中途半端に「勉強してるのか」と関わるなら、全く関わらない方がいい。例えば受験は母担当、父は報告を受けるだけ、など。多くの場合、やる気の問題ではなく、目の前の課題が適切ではない。ノラないときは二学年戻るのがコツ。勉強開始時刻と量はあらかじめ契約で決めておく。息抜きをしているときに「勉強しなくていいの?」は契約違反。理科の観察等、親も興味をもって楽しむ必要がある。子どもの成長のためには、家族も日々成長する必要がある。

 

 

7.大丈夫、いつもそばにいるよ。
ある先生から教室にプレゼントしてもらった本。時々読み返すと元気が出てくる。大半が絵本形式で進むので読みやすい。プレゼントにもいいかも。ちょっと心がそわそわしたときは、この本をめくってみよう。ダイジョーブタが見守ってくれてるぜ。

 

 

8.ガソリン生活
この物語の主人公は亨だな笑。最後にも見せ場があったし。わりとハッピーエンドな気がする。マリアビートルのあとに読んだので、車たちが話しているシーンは機関車トーマスの雰囲気で再生された(蜜柑と檸檬が恋しい)。ダイアナ妃の事故とも絡めてくるのかぁ。何が真実か、わからないもんなぁ。あくまでこの物語はフィクションだろうけど。まぁこれからも安全運転でいきましょう。

 

 

9.成功ではなく、幸福について語ろう
岸見先生が色んな方の相談に答えた本。子どものこと、パートナーのこと、仕事のことなど、具体的に答えられている。『嫌われる勇気』のケーススタディ版かな。岸見先生は、哲学者の三木清先生の著作をよく読んでいられたそう。三木先生の『人生論ノート』からの引用で、「我々の生活は期待の上に成り立っている」「時には人々の期待に全く反して行動する勇気を持たねばならぬ」とある。これを岸見先生は「これはまさに「嫌われる勇気」です」と述べている。自分自身の人生を生きることで、幸福に近づける。もちろんそのためにも話し合いが必要だ。

 

 

10.雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)
ケインズと妻のリディアの関係がとても良かった。終盤でホロリときてしまった。失業の定義は2つある。自発的失業と摩擦的失業。(ただしその2つでは不十分とも)ケインズは不況を引き起こす価格の引き下げをしない方がいいと述べている。一企業が労働時間を減らしても、家庭が困窮すると、妻や子なども働くようになる。結果的に、社会全体の労働供給量はさらに増す。企業は実質賃金を見ながら雇用を考えるが、労働者は賃金の上下に応じて労働量を調節したりはしない。一国の貿易黒字は他国の貿易赤字。まるで自国の不況を輸出しているよう。

 

 

11.マクベス (まんがで読破)
これもダークサイドに落ちる系の話か。悪いことをして何かを得ても、ずっと罪悪感に付きまとわれるんだなぁ。シェイクスピアの、これはフィクションだろうけど、最近の時代は私欲に負けた権力者の失墜が目立ってるな。いつの時代も、お天道様は見ているということかな。

 

 

12.1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣 (フェニックスシリーズ)
1日は1440分しかない。13章の「一度しか触らない」ルールは活用したいな。特に郵便物。5分以内のタスクはその場で処理した方がいい。先伸ばし癖を克服するための一つは、小さくしてやりきること(『これは小さな習慣』と同じ)。12章のテーマのある毎日では、週中日、予備日、休日に分けることを紹介している。その日毎に、「今日はこれをやろう」というのがはっきりしているとスッキリする。あとはやっぱり朝が大事。マルチタスクはやめて一個ずつ。

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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