「できる」が増えると「やる気」が続く

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こんばんは。ルートです。

 

いつも書かせていただいておりますが、僕は不登校生徒の支援者として、子どもたちと関わっています。

 

最近は直接子どもと関わるだけでなく、お母さん方と関わることも多いです。

自分が今まで積んできた経験が少しでも参考になればと思い、関わらせていただいています。

 

そうすると、

お母さん方からご相談をされることが多くなってきました。

 

 

いろいろなストーリーを聞かせていただくことがありがたいですね。

十人十色の人生のサンプルを見せていただいているという感覚です。

 

 

大半のお母さんの悩みの種は、「勉強」についてのことです。

 

うちの子は部活は頑張っているんだけど、勉強はからっきしダメで・・・

うちの子は友だちといつも遊んでいるけど、勉強は全然しなくて・・・

うちの子はゲームなら2時間も3時間もやるんだけど、勉強は1分もしなくて・・・

 

というような話が多いです。

 

そんなとき僕は、アドバイスをするというよりも、

「これってこういう見方もできるかもしれないですね」と関わらせていただいています。

 

 

一生懸命体を動かすことにエネルギーを注いでて、勉強に取り掛かる前にエネルギーが切れちゃうんですねぇ、とか、

仲のいい友達がたくさんいて、みんなのことを思って関わっていると自分のことは後回しになっちゃうんですねぇ、とか、

自分のやりたいことには思い切り集中できて、勉強よりも優先順位が高いってことなんですねぇ、とか、

そんな風にお話させていただくのです。

 

 

僕自身、不登校生と関わる傍ら、先輩のお子さんの家庭教師もさせていただいているので、

すぐにお母さん方は「うちの子の勉強もぜひ見てほしい」と言ってくださって、

それ自体はありがたいのですが、

 

いつも伝えさせていただくのは、

お子さんをもっと細かいスケールで見て上げた時の良い部分についてです。

 

 

学校の勉強はとりわけそのスコアの高さでばかり評価されてしまい、

スコアを上げることにのみ焦点が当たってしまいがちです。

 

 

周囲からスコアを上げることばかり要求されると、

いつしか子どもたちは学校の勉強に対して興味を失ってしまいます。

 

 

そして、

自分ができる、得意なことに、より多くの時間を割くようになるのです。

 

 

 

僕は子どもと関わる時に、結構好き勝手なことを言ったりしています。

 

関係性ができてきた子に対しては、学校のことや勉強のことについても、

平気で聞いたりします。

 

 

ただ、それまでの間には、

「へぇ、こんなこともできるんだね」という関わりが、無数に存在します。

 

 

だいたいの不登校の子どもたちは、

学校に行っていない、勉強が遅れてしまっている自分に嫌悪感を感じてしまっているのですが、

 

 

僕は子どもたちを本当に細かいスケールで見て、

 

アニメ風の絵を描くのが得意なんだねぇ、とか、

車の知識なら大人顔負けだねぇ、とか、

この間テレビに出てたジャニーズの新しいグループについて教えてほしいんだけど、とか、

洗い物がこんなに手際いいなんて、即戦力で働けちゃうねぇ、とか、

いつもみんなを和ませるあなたらしい発言をしてくれてありがとうねぇ、とか、

誕生日をこんなにおいしい手作りケーキでお祝いしてくれてありがとう、とか、

小学校2年生なのにこんな上手にレイアップシュートが打てるなんて、これからが楽しみだねぇ、とか、

 

 

子どもたちの「できる」を、

言葉にして表現することで、

 

子どもたちの心の中にある伏せられたコップを、立てる作業をしているのです。

 

 

一度コップが立てられると、子どもたちはものすごい勢いで

コップを満たしていきます。

 

 

コップがたった状態の子どもは、

学校や進路のことも、「情報」として取り入れられるようになります。

 

 

あとは、僕のやることとしては、

ぐらぐらするコップを、時々押さえて立て直してあげるくらいです。

 

 

 

そういった子どもたちとの関わりは、

子どもを一番そばで見てくれているお母さん方にやっていただければ、

より効果が出るだろうなぁ、と思っています。

 

 

 

できるが増えるとやる気が続くのは

勉強も仕事もパチスロもせどりも一緒です。

 

大人になってからのつまづきも、

これで解消されます。

 

 

どれだけ細かいスケールで「できる」を発見できるか。

 

これが、教育者として、育児者としての、

腕の見せ所ですね。

 

 

 

本日もお読みいただき、有難うございました。

 

P.S.

子育てに関しての相談なら、何でもお寄せ下さい。

不登校生徒の支援事業に10年以上関わり、

今もなお子どもたちと毎日笑顔で関わっている経験をもとに、

何でも聞かせていただきます。

 

お問い合わせはこちら

 

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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