「観ること」は「理解すること」―電子書籍のスキマを埋める図書館活用のススメ―

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英語では、「理解する」という意味合いで、

「I see.」

という表現を使います。

 

 

つまり、

「観ること」と、「理解すること」には、密接な関係があるということです。

 

 

そのことを実感した最近の体験を、紹介させて下さい。

 

 

図書館活用型読書のすすめ。

まず、その前に、

「図書館活用型読書のすすめ」というのを一つ。

 

 

最近、図書館に通うのがマイブームです。

 

4月から働いている職場のすぐ近くに、図書館の分館があります。

 

その分館の所蔵書籍数はそこまで多くないのですが、

市内に6館ある図書館の本を取り寄せてそこで受け取れるし、

別の図書館で借りた本もそこで返せるという仕組みを教えていただきました。

 

これはとても便利だなぁということで、

存分に活用させてもらっています。

(おそらく、いろんな自治体で行なっているサービスだと思うので、ぜひお近くの図書館に問い合わせてみてください)

 

 

市内には6館の図書館があって、そのうち4館に行ってみました。

 

今までは一番近い図書館しか利用したことがありませんでしたが、

たとえば、ある図書館はマンガに関する書籍を多く取り扱っていたり、

ある図書館はスポーツに関する雑誌・書籍の蔵書が豊富だったり、

ある図書館は新刊の小説のコーナーがとても魅力的に飾られていたり、

 

各図書館ごとに蔵書の特色が違っていて面白いという発見をすることができました。

 

各図書館の蔵書は、インターネットで検索することができるのですが、

実際に足を運んでみて本に出会う方が、読書のモチベーションも湧いてくる気がします。

(これが読みたい!っていうのが決まっていたら、ネット検索の方が便利なのでしょうけど)

 

 

 

昨年末から電子書籍を買うようになって、

多くの本を電子書籍で賄うようになっていましたが、

 

ちょっと前に出た本だと、

定価1400円、電子書籍だと1000円、

でも中古だと200円とかだったりして、

 

「電子書籍版を買うと割高だなぁ・・・でも中古は買ってもかさばるしなぁ・・・」

という葛藤があったんですね。

 

 

今回図書館を活用するようになって、

その隙間が埋まった感じがします。

 

 

新刊などは、なかなか図書館に入らないし、

入っても貸し出し街の予約が長いということで、

電子書籍の購入が良さそう。

 

一方で、

「とりあえず読んでみたい」と思う「ちょっと古めの本」は、図書館で借りるのが一番コスパがいいのかなぁと、

 

自分の読書のスタンスが確立されたように思います。

 

 

 

「観ること」は「理解すること」

さてさて、本題の「観ること」は「理解すること」と一緒だなぁ

と思った体験についてお話しします。

 

先日、

始めていった図書館で本を借りた時、

 

受付で、ある年配の女性が対応してくれました。

 

僕はカウンターに、5冊の本を重ねました。

本のバーコードが読み取れるように、

バーコード側を上にして置いたのです。

 

 

すると、

その女性は、本のバーコードを読み取る時、

右手だけを使って作業していました。

 

バーコードを読み取って、

次の本のバーコードを読み込む時に、重ねた本をずらす必要があります。

 

バーコードリーダーを右手に持ったまま、右手で本をずらして、

次の本のバーコードを読み取ろうとしていたのです。

 

 

その動作を見ていて、だいぶゆっくりだなぁと感じて、

「左手も使った方が楽だと思うけどなぁ」と思ったのですが、

 

 

次の瞬間、

 

「この方は、もしや、何らかの理由で左半身が動かせない人なのではないか」

という仮説に至りました。

 

 

そう思うと、「より円滑な作業のために、何かできることはないかな」という意識が働き、

バーコードを読み込んでもらったら、僕が自分で本をずらし、

連係プレーで、続きのバーコードを読み取ってもらいました。

 

 

その方は、作業を終始右手のみで行なっていたので、

おそらく、何らかの理由で両腕を均等に使えないという僕の仮説は、正しいのでしょう。

 

 

ただ見ただけだと、「怠慢で行儀の悪い行動」に見えたとしても、

相手をよく観察して、相手の事情を理解することで、

「その人なりの精一杯の仕事」に見えてくるように思います。

 

 

よく見る、よく観察する、

想像力を働かせるというのは、人付き合いにおいて、とても大切なことだなぁと、学ばせて頂きました。

 

 

その想像力を養うためには、あらゆる物事をつなげて考えられる力、

リベラルアーツ的な視点が必要でしょう。

 

また、

あらゆる人と触れ合い、様々なことを経験するのも重要でしょう。

 

いろんな情報を体系化して、つなげていくためにも、

いろんな情報に触れて、いろんな人と関われるのは、有難いことですね。

 

 

本日もお読みいただき、有難うございました。

 

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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