1日100ページ以上読めた3月の読書まとめ

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2018年3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3144ページ

 

1.日本人の知らない日本語2

2巻もまた面白かった。小学校高学年か、中学生の国語の副読本としてすごく参考になると思うなぁ。古典が苦手な高校生にもおすすめしたい。助動詞「る・らる」の用法を覚えるために、現代語の「れる・られる」と同じですよと解説して、受け身と尊敬はベースは同じ、そこから可能の意味が派生して~とかわかりやすい。学校の教科に当てはめなくても、この本に出てくるコミカルな留学生のエピソードは参考になる。マダムがおでん屋台で「コニャック」を頼んだら「おいてません」と言われたとのこと。どうやら「こんにゃく」のつもりだったそうな。

 

 

 

2.本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いI」

時間がかかったけれど、ようやく読み終わり。マインが孤児院の管理を任されるようになった。自分が商売をして利益を得るのではなく、孤児院の子供たちに手に職を、と奮闘するマインの姿が見られる。第一部ではゲームのアトリエシリーズみたいな世界観だったのが、第二部では「発展途上国のインフラを整備しに行く」みたいな話になってきたな。大切な仲間のルッツの成長エピソードもあり。マインがとある孤児院出身者にまず与えるべきものとして、「衣食住よりも先に、感謝と誉め言葉だ」と感じたとのこと。モノよりも気持ちを育む心が大事だなぁ。

 

 

3.新書がベスト (ベスト新書)

ノンフィクションの読書には新書が最適とのこと。たしかに、新書は単行本に比べて安い。よってハズレ本に当たっても痛手が少ないという。とはいえ、ハズレ本を経験するからこそ、良書の価値がわかるとも書かれている。また、レーベルごとのおすすめも紹介してくれている。レーベルによって、特色があるんだなぁ。新書を大人買いしたくなった。小飼さんのやる、「二丁拳銃読み」は、まだできなそうだけど。

 

 

4.ご本、出しときますね?

若林さんと小説家のみなさんの対談の記録。基本三人組で対談。朝井リョウさんと西加奈子さんがよく出てくる。村田沙耶香さんは話を聴いてると心配になるけど、もっと聴きたくなる。佐藤友哉さんと島本理生さんって夫婦なのか。作家さんの話を聴いて、より興味を持つ人にはアリな本。読みたい作家さんの作品が増えると思う。やっぱりオリジナリティのある人は、話をしてても面白いんだなぁ。視点が定まってるという感じか。あるいは、フィルターが確立しているという感じか。番組の方も是非見てみたい。

 

 

5.はじまりの空 (ピュアフル文庫)

いやー、旅行中の蓮さんはずっとかっこよかったな。高橋一生さんで再生された。多分、蓮さんもパリでいろんな失敗を経験してるんだろうな。でも、いい経験もして、プラスマイナスで言ったらプラス、って感じなんだろう。自分が経験してきたパリの良さを、真菜にも体験してもらいたいと思って、コーディネートして、エスコートする。旅行を真菜に楽しんでもらいたいと思っても、ハプニングは起こる。でもいやなことからしか学べないこともあって、そういった体験で人は成長していくんだな。また次も、って思えることが、何事においても大事だ。

 

 

6.だから、あなたも生きぬいて

中学時代の自殺未遂、16歳で極道の妻に。しかしその後、後に養父となる大平さんと出会った光代さんは、変わろうと決心する。参考書も、漢和辞典を引きながらでなければ読めなかったが、宅建、司法書士、司法試験にいずれも一発合格していった。立ち直るためには、誰と出会うかが大事だ。自分も導く立場になることが多い。ちょうど今日、教え子の高校合格の知らせを聞いた。2年間の不登校の末の合格だった。大平さんの再起のきっかけとなった「今こそ出発点」という詩がある。人生とは毎日が訓練である…から始まる詩。今日もまた、出発点だ。

 

 

7.良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖

生まれつき良心をもたない人がいる。いわゆるサイコパスと呼ばれる人たちだ。彼らは平気で嘘をつく。いつも自己中心的で、刺激を求めている。「普通」と、「サイコパス」で分ける議論をすると、難しくなる。少なくとも我々は、論理的でない選択をすることもあるというのが、この本から学べる。人付き合いに悩んでいる人は、読んでみるとヒントがあるかもしれない。特に、「良心のない人に対処する13のルール」は、あなたを守ってくれるだろう。「こういう人もいるんだ」っていう視点を学べる。新しい環境で人付き合いに迷ったら読んでみては。

 

 

8.日本人の知らない日本語 (3) 祝!卒業編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

3巻は卒業編。優秀な趙さん、お金持ちの王さん、コスプレ好きフランス人のルイくん、女の子好きイタリア人のアントーニオさん等、主要メンバーが卒業する巻でした。具合が悪くて病院に運ばれたダイアナさんに、お医者さんが「どうされました」と聞いても伝わらないのに、先生が「どこが痛いですか」と聞くと伝わるというのは、なるほどと思った。相手に伝わりやすい言葉をえらぶ、和和訳力は、我々日本人にも必要な力ですね。

 

 

9.頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

「こういう人いるなぁ」という例が、40例も挙げられている。相手ならどう対処すればいいか、自分が自覚したらどう気を付ければいいかが書かれている。全体を通して、「結論を急ぎすぎない」というのが大事かな。話した内容と性格がしばしば同一視されるけど、話した内容は一面に過ぎず、性格は多面的なものなはず。あと、「嫌い」のだいたいは「わからない」に由来するように思う。わかると、意外と受け入れられるかもしれない。わかってもまだ嫌いなら、距離を置いてもいいと思う。本をいろいろ読んでいると、嫌いに支配されにくい気がする。

 

 

10.一汁一菜でよいという提案

お味噌汁が最高のご馳走に見えてくる。本書に写真で載っているお味噌汁は、どれも美味しそうだ。昼食を食べた後に読み始めたら、夕食は何が食べたいかなと思いながら読むうちに、あっという間に読み終わってしまった。「食事」という言葉は、「食べる」という行為を含んだ総合概念であることがわかった。食事には、買い物から後片付けまでも含まれるそう。なるほど。最近は食事の際に、「ありがとう」の気持ちを持つようにしている。不思議なことに、心でありがとうを唱えて頬張ると、とてもウマイ。こっそり続けている自分だけの楽しみ。

 

 

11.学生時代にやらなくてもいい20のこと

エッセイってすごいなって思うこの頃。インパクトのあるエピソードが多くて、「これ書いちゃって大丈夫?」というのもある。でも、それを読んだ感想は、「この人変だな」じゃなくて、「教えてくれてありがとう」になることが多い。自分の経験を、価値に昇華できるってすごいなぁ。自分も、エネルギーの塊だった大学生時代が懐かしい。あのときがあって、今があるなぁ。

 

 

12.三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

時間か寿命か健康のいずれかを売って、その対価としてお金をくれるところがある。その噂を耳にしたクスノキは、その奇妙な店を訪ねてみることにした。ファンタジーな世界の話に聞こえるが、実は現実も大差がないのかもしれない。大半の人は、時間の対価としてお金をもらっているだろうから。ただ真っ直ぐに何かを信じられるのは尊いことだ。だからこそ、クスノキとミヤギは、人々の心を動かしたのだろう。個人的には、二人の物語がもっと続いてくれればいいと思う。まもなく来るはずの結末は、実はもっと先であれば、というのは野暮かな。

 

 

13.おひとりさまのゆたかな年収200万生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

「ちょうどいい」が大切だなと教えてくれる本。節約と倹約は違うってことですね。節約は無駄を省くこと。一方で倹約は、我慢を強いること。無駄を省くためには、まず理解することが必要。昔の商人は、「その日の勘定を明らかにせず床に就くなかれ」と言ったそうな(これはこの本に書かれたことではないですが)。いきいきと生きるために、マイルールを作るのは素敵なことだ。ルールは本来、気持ちよく過ごすためにある。

 

 

 

と、3月は13冊、

3000ページ以上読めたので順調でした。

 

ノンフィクション系が多いと3000ページいきやすいなぁ。

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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