こんばんは。ルートです。
最近はネガティブなニュースが多いですね。
具体的には語りませんが、1つのニュースあたりの報道量が多くなっている気がします。
そこから受ける受動的なストレスも多くなっているように思います。
そういった受動ストレスは、人からも受けます。
色んな人がいるなぁってことで、
色んな考えができるようになると少し楽になるかもしれません。
今日はその参考になりそうな本を紹介します。
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書)
「シャーデンフロイデ」とは、誰かが失敗したときに、思わず沸き上がってしまう喜びの感情のこと(本文より)。マスメディア、個人の情報発信ともに、そういう傾向は増えているように思われる。多数派を選ぶ人の意見として、著者が友人に聞いたところ、「だって、一人が考えたことより100人が考えたことの方が当たっている可能性が高いじゃない」と返答があったそう。その中のみんなが同じ意見だったかもしれない、と考えると怖いことだ。その考えの背景に「カミカゼ隊」の存在も見えてくる。そういう視点の歴史の復習も大切に思える。
良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖
生まれつき良心をもたない人がいる。いわゆるサイコパスと呼ばれる人たちだ。彼らは平気で嘘をつく。いつも自己中心的で、刺激を求めている。「普通」と、「サイコパス」で分ける議論をすると、難しくなる。少なくとも我々は、論理的でない選択をすることもあるというのが、この本から学べる。人付き合いに悩んでいる人は、読んでみるとヒントがあるかもしれない。特に、「良心のない人に対処する13のルール」は、あなたを守ってくれるだろう。「こういう人もいるんだ」っていう視点を学べる。新しい環境で人付き合いに迷ったら読んでみては。
リーダー論 (講談社AKB48新書)
「感情ではなく、その感情を抱いた理由を伝える」、とか、「大丈夫?と口にして、心に触れてしまったなら、その人とガツンと関わらなきゃいけない」とか、日々悪戦苦闘しながらチームをまとめていった彼女の姿が伺える。姉妹グループも増え、一人で全てに関わりきれなくなったときは、主要メンバーに「任せる」こともできるようになったとのこと。部活の部長、キャプテンなど務めている人にはオススメ。自分も大学1年のとき、先輩方ばかりの社会人フットサルチームで、代表をやらせてもらってたときのことを思い出した。
なぜ、この人と話をすると楽になるのか
「コミュニケーション障害」という言葉を聞くことがある。この「障害」という言葉に筆者は注目している。泳げない人のことを、「水泳障害」とは言わない。料理ができない人のことを、「料理障害」とは言わない。つまり、できて当たり前とみなされることができないときに、障害という言葉が使われるのではないかと、筆者は分析している。しかし、コミュニケーションは話し手の要因だけで決まるものではない。聴き手が上手にパスを出し、話し手にドリブルさせるものである、とのこと。主観と客観の違いは大きい。プレイヤー視点と、観客視点が必要だ。
発達障害の子の立ち直り力「レジリエンス」を育てる本 (健康ライブラリー)
この本から学べる、楽になれそうなキーワードをいくつか紹介します。「家庭を心のガソリンスタンドに」「ほとんどできていることを目標に」「苦手分野は人を頼ってもよいことに」「自信がバブル化しないようにほめる」「感情のコントロールではなく、切り替え」「その場を離れるスキルを教える」レジリエンス、ソーシャルスキル、自尊心は、社会性を高めるための3つの柱である。
と、こんな感じです。
調子がいい時もあれば、悪いときもあります。
上手くいかないときに、立て直せる土台が必要ですね。
失敗しないことを目指すわけではなく、
コストが低く立て直せる方法を身につけていきましょう。
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