伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズの感想まとめ

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こんにちは。ルートです。
今日は伊坂幸太郎さんの小説「殺し屋シリーズ」の感想をまとめます。
殺し屋シリーズってなんか物騒ですけど、公式でそう書いているので笑

 

1.グラスホッパー
空想としての感想と、現実的な感想を一つずつ。まず、空想として読むと、少年漫画のような印象だった。「一番強いのは誰か決めようぜ」、といったテンションや、「ピンチには一旦結託だな、でも仲間になった訳じゃないぜ」という雰囲気はすっきりする。次に現実的な感想。人の命に関する事件において、被害者側の気持ちの想像の量は世の中に多くある気がするが、加害者側の気持ちの想像の量は少ないだろうなと感じた。加害者もきっと、苦しいんだな。もちろん加害者のやったことを肯定しているわけではない。時折戦争の兵士と重なることもあった。

 

 

2.マリアビートル
殺し屋シリーズ3部作の中では、これが一番好きかな。3→1→2の順で読んだのもあるけど、よく知っている新幹線が舞台だったから。張り詰めた緊張感の中で、ちょっとの油断が命取りになる世界だった。濃い刹那を楽しめる作品。伊坂さんも書いているように、本物の新幹線は物騒な出来事と無縁な、「役に立つ新幹線」であってほしい。自分も小さいときは機関車トーマスが大好きだったなぁ。

 

3.AX アックス
話題の本なので読んでみたところ、『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く三作目なのだと気づく。でも特に問題なし。男性脳の小説って感じで、兜はその象徴かな。兜は善悪で動く人物。タイヘキとしては一種かな?男性と女性では、見えている世界が違うっていうのを、際立たせて書かれている。克巳は鎹。どんな状況であれ、父親として家族を守ろうとする兜の姿は大きかった。過去二作とどう繋がっているのか、振り返ってみたい。

 

と、こんな感じ。

作品の順番としては『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX(アックス)』になります。

AXが2018年本屋大賞にノミネートされていたので、それから読んでしまいましたが、

後からシリーズものだと気づきました。

 

でもどの作品をどの順番で読んでもそこまで問題ないです。

まとまっていて面白いので。

 

よかったら参考にしてください。

 

 

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著者:ルート


不登校の子どもたちの支援者として働いているルートです。中学校1年生の時の不登校体験や大学院時代の休学体験を活かし、同じ悩みをもつ子どもたちの支援者となりました。 メールでお子さんの相談を受けたこともあります。お困りでしたら、何か力になれるかもしれません。

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